平成27年はラグビーが大ブレイク。
その中心はやはりジャパン。
どうしても五郎丸選手やリーチマイケル選手に注目が集まりがちですが、ワールドカップに行っているのに試合に出られなかった選手がいらっしゃいます。
大阪、北野高校出身の廣瀬選手です。
(豊中出身、吹田ラグビースクール)
もともと2012年にエディジャパンのチームが発足した時のキャプテン。
途中からリーチマイケル選手に主将を譲りながら、徐々に試合に出られなくなる中で、それでも自分自身にできることを最大限に実行したその思考過程の一端に触れることができます。
正直、自分ならジャパン辞めたくなると思うんです。
一選手でありながら、試合に出られないもどかしさ。
一方でチームからは必要とされているという現実。
しかも、半端ない練習量をこなす。
難しい立ち位置です。
モチベーションを保てるのが不思議なくらい。
印象に残ったのは、
「組織を作り上げるお話の中で大事にしていること」。
『居場所をつくる、「場」をもうける、認めてあげる・・・。
この積み重ねを大事にしていく』(149P)
これ、心がけていても中々難しいですよねえ。
小さな組織ですが、うちの事務所でも実践したいと思います(^^)
『なんのために勝つのか。』廣瀬俊朗(平成27年12月24日,東洋館出版社)