浅野直人税理士事務所│あさの会計

診療所の経営支援なら 大阪・豊中市の税理士事務所

雑談

退職金制度を検討しています。

自社の退職金制度、今更ですが検討しています。
きっかけは、現在採用活動をしていて、
そんな中で就活サイトに掲載しませんか?
という営業がありまして、結構なお金をかけることになるなあ、と思いつつ、
他の事務所さまの状況などを眺めていました。

そんな中でそういえば、退職金制度というものを明記したものがないなあ、
と気づいて検討することになりました。

今までは社員さんが退職した場合には、
最後のお給料と勤続年数からざっくり算出していました。

今回は外部の制度を利用してみようと考えました。
候補としましては、以下の4つ。

・自社積立
中小企業退職金共済制度
イデコプラス
・厚生年金基金(日本税理士企業年基金

・自社積立は、現状そういった形となっていますが、
特に退職金の規程がなかったので、そこをケアするかどうか。
辞め方によって調整できますので、経営者としては納得感が高い。

・中小企業退職金共済制度は、会社が定期的に経費化し、
退職金自体は直接従業員さんに支給される制度。
辞め方にかかわらず支給されます。
今回調べた中では年払いも可能なようです。

・イデコプラスは、23000円の範囲で、従業員と会社が掛金を出し合う制度です。
従業員さんは任意で利用可能(強制は不可です)とする必要があります。
割とよさそうなんですが、手続きがわかりにくい(><)

・厚生年金基金(弊社は税理士事務所ですので、日本税理士企業年金基金)です。
報酬月額の1.5%拠出(うち0.3%は事務費→これがちと高い気がする)して、積み立てるイメージのものです。
基本的には元本割れはありません。webサイトにも下記のような記載がありました。

当基金の制度は「キャッシュ・バランス・プラン」です。
「キャッシュ・バランス・プラン」とは「確定給付企業年金(DB)」と「確定拠出年金(DC)」の特徴を併せ持つ制度です。
加入者一人ひとりに「仮想個人勘定残高」という「口座」を設け、その口座に「毎月の掛金」と基金の前年度の運用利回りに連動した利息(最大4.0%~最小1.0%)を毎月積み立てます。
制度の基本は「確定給付年金」ですので、「確定拠出年金」のように、元本割れとなることはありません。

この中から組み合わせて退職金制度を作ろうと思います。
イデコプラスはあまり利用している雰囲気を聞いたことがありませんが、
これを軸にして規程を作っていこうと思います。

お問い合わせ

お気軽にお問い合わせください