浅野直人税理士事務所│あさの会計

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雑談

高齢者とお話するときに気を付けている大切な1つのこと

ご高齢の資産家の方とお話をしていて、この方、実は持病をお持ちでして。
病院にかかっておられるのですが、このたび新しい治療薬が出たとの事でドクターが前のめり気味(^^;)

うちのお客様は正直治療したくないみたいなんです。
でも。相談できるお子さんがいらっしゃらなくて、ご兄弟に相談したら「そんなんやめときー」との事だそうですが、ご兄弟も遠方でご高齢なので病院へ同行できないとのこと。
この方、お気持ちがすごく優しい方で、お医者様に断るのがどうしてもできないそうなんです。

なので、同行するだけになるかもですが、ご一緒しましょうか?

とお話すると、すごく喜んでくださいました。

ご高齢の方で、周辺に身寄りがいらっしゃらない方たくさんおられるので同じような悩みを持ってはる方も多いんでしょうねえ。

で、今回私がすごく思うのは。
きっと時間をかければこのドクターの真意も通じるのにもったいないなあ、と思ったんですよね。
ドクターも忙しく、専門医でもあるようなので絶対的な自信がある。

うちのお客様いわく
「だまっていうこときいといたらええねん」
的な雰囲気らしく。。。

これはプロとしては戒めないといけない姿勢かな、と。
時間がかかってもそこは説明しないといけないし、
不安なら進めずに今のままにしとかなきゃ!

不安にして精神的に疲れてしまって、病気は治るかもしれないけど、精神的に追い込まれていくと
生活の質を落として、何のための治療だったのか、ということになりますから。。。

その患者様一人ひとりにバックグラウンドがあり、精神状態、体の状態いろいろあるのを前提に、お話しないと。

目に見えるものだけを信じてお話するのは危険だと、心底思わされたお話でした。

 

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