気づきの大切さについて記述した後で真逆の事を言うようですが。。。
「空気を読め」
という空気(笑)が蔓延している組織は、あかんのやとおもいます。
例えば、決まり事や教え方が現場任せ。
ノウハウの積み上げにかかる努力をトップが甘えている。
ありますよね、こういう組織。
ガンガン営業いけ、的な会社によくあります。
逆に懐にマイク仕掛けて営業マンの会話を全部録音していた会社もかつて聞いたことはありますが(^^;)
「空気」を知っている人間だけが「空気」を知っている優越感に浸り、最悪、排他的になる。
この場でこの発言をすべきかどうか、むしろ発言してよいのかどうか。
全然わからない組織。
あるいは、「空気」を知っている人間だけがその優越感の中で生きている組織。
澱んだ空気であることに全く気付かないです。
これは仕事でも家庭内でも同じことで、自分自身も気を付けないといけないな、とほんまに思わされることです。
では、どうするか。
- 「おもしろがる」精神、遊び心を十分にもつ。これがないとこんな空気は払拭しにくいですよね。違う言い方をすると、余裕がある。否定されることを恐れない。
- つねに人材は一定数のフレッシュな人材を入れて無理やりでも「空気読まない意見」がある状態にしておく。
- 組織のあるべき形を可変的に考える。「あるべき論」に縛られると思考が止まってしまいます。永続性のある組織なんてものはない。恐竜になっちゃいます。
つまり、常にかき回している状態。安定していない状況を作る、ということが大切なことなのかと思います。