浅野直人税理士事務所│あさの会計

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雑談

「想い」の大切さ

飲食店を経営されている方であれば、
いずれかのタイミングで悩みをもつ、
お子様連れのお客様の対応」。

・お子様連れの方はお断り
・未就学児のお客様はお断り
・お子様も一品は注文をお願いします
・お子様連れウェルカム。お子様連れ用の席にご案内

等々各店舗様工夫をされています。

あるお客様をご訪問された際にも、
悩みを打ち明けて頂きました。

状況を伺うと
・コンセプトは大人向け
・ただ、場所柄お子様連れの方はいらっしゃる
・お子様連れの方への非常識な行動が目に余る
・お子様連れの方は断るべきなのかどうなのか、判断がつかない

ということでした。
検索サイトなどで見てみると、
「子供連れが場合によってはお断りされる」など、
お店としてケースバイケースの対応になっていて、
「わざわざ来たのに、納得ができない」、ということも記載されていました。

「方針はしっかりきめて、打ちだすことで、来て頂きたいお客さま像をしっかり絞った方がみんなハッピーじゃないですか?」

というお話をしました。
じゃあ、子連れはお断りね、という方向になりかけたのですが・・・

ところが、よくよく聞くと、

「お店の雰囲気から子供たちが色々感じ取ってくれるのは嬉しい」
「コンセプトとして歴史を紡いでいく中に子供たちが登場人物として必須」
「家族みんなで来店してもらって昔話などをお子さんなどとして欲しい」
「ダメなものはダメ。しつけって大事よね」

というようなことをおっしゃられて、ふと。

「あれ、その**さんの想いって、誰でもわかるように前面に出していますか??」

と伺いますと、

「お店に来てくれた人には説明するんですけど」

とのこと。
「そこをできるだけ、来店前にお客様候補の方にしっかり***さんの歴史だったり想いだったり、おばあちゃんとしてのスタンスでいますとか、
理解してもらったら、ママさんたちも集団でこられて子供達を暴れさせることないんじゃない??」

ということをお伝えしました。

対応方法は今後の課題ではありますが、
打ち出し方をもっと工夫して。
やはりお客様候補がお店に最初に「触れる」のは、口コミかweb。

少なくともweb上には、経営者の想いをしっかり伝えて、

  • 来てほしいお客様
  • 来てほしくないお客様

をはっきりと載せておくことが、みんなハッピーになる秘訣だと思います。

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