こんにちは、豊中の税理士、医療経営士の浅野です。
医療関係の小説を読みました。
本書は大阪大学卒業の現役医師が
末期のがん患者と外科医のそれぞれの思いのズレを丁寧につづりながら、
終末期医療に携わっておられる専門職の方々の考えや背景などを
じっくり教えてくれる良書。
一気に読み進めてしまいました。
抗がん剤治療、腫瘍内科、免疫細胞療法クリニック、メディアの功罪・・・
また、登場人物の人物設定を単純化することで、
難解な医療介護の世界をわかりやすく解説してくれる本としても非常に有用です!
久坂部羊『悪医』朝日新聞出版社(2013年11月7日)