浅野直人税理士事務所│あさの会計

診療所の経営支援なら 大阪・豊中市の税理士事務所

法人設立3~6ヶ月前

ラフな事業計画を作ってみる

ラフな事業計画を作ってみる

何から手を付ければよいのかというと、事業の全体図をまず書いてみるところからです。

どこから新規顧客がやってきて、その新規顧客に対する商品やサービスをどこでどうやって調達するのか?
という図です。

収益モデルで4つに分類しましたが、それを意識しつつ特に単発のモデルは継続的に新規客もしくは既存客のリピートがどうやって発生するのかの仕組み、を図示します。

この図解をすることで、

「あ~、ここは気合と根性でなんとかするしかないな」

というポイントが大切です。

そこを「社長の気合いと根性」で乗り切るのであれば、恐らく組織化するにはハードルが高いと言わざるを得ません。

その「気合いと根性で」という部分を因数分解することで、実際の新規顧客とのお付き合いまでの階段を付けて組織的に新規顧客とお付き合いをできるような仕組み、ここでは図解できればベストです。

ある程度図解できたところで、その動きをここ3年でどれくらい売上の計上が可能かを、「適当」に考えます。

ここではいったんざっくりしたところを検討するためのものですのでテキトウでOKです。

その中で

  • 人員の調達が現実離れしているな
  • 顧客の拡大はできても仕入を調達できるかな

といったところを考えます。

ここではこの「考えるという作業」が非常に重要です。

売上の推移の予測ができてきてあとは経費などの雰囲気が出てくれば、あとはそれぞれの入金・支払サイトなどを想定して資金繰り表の推移を作成してみます。

お金の流れを記載した表で、月単位で作成します。

どうでしょう?

絵に描いた餅でもなかなか資金繰りがタイトになりませんか?

どうしても売掛金の資金化までは非常に厳しいものにならざるを得ません。

ですので、借入が可能なようであれば、運転資金として借入しておくこともこの段階で想定されるわけです。

一度作ってみてくださいね。

 

お問い合わせ

お気軽にお問い合わせください